②求職申込み・受給手続き

会社を退職した後はハローワーク(公共職業安定所)に向かいます。ここで行うのは以下の2つです。

①求職申込み
失業保険を受け取ることができるのは、ハローワークを通じて求職活動をしている人のみです。したがってまず求職申込みを行うことになります。流れとしては、求職申込書に希望の就職条件を記入した後に担当窓口で相談する形となります。求職申込みが終わったら失業保険の手続きに移ります。

②失業保険の受給手続き
求職申込みが終わりましたら、そのまま雇用保険給付の窓口へ向かい、失業保険の受給手続きを行います。手続きでは以下の書類が必要となります。

○雇用保険被保険者離職票(1)および(2)
○雇用保険被保険者証
○個人番号確認書類(下記のいずれか1種類)
・マイナンバーカード(または通知カード)
・個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)
○身元(実在)確認書類
・運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)などのうち、いずれか1種類
・上記のいずれも所有していない場合は、公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書などのうちいずれか2種類
○写真(正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm、3ヶ月以内に撮影されたもの)2枚
○印鑑
○本人名義の預金通帳、あるいはキャッシュカード

窓口で受給手続きの旨を伝え、これらの持参した書類を指示通りに提出してください。離職票などの離職関係書類および本人確認書類の内容確認が行われます。特に問題が無ければ離職票が受理され、失業保険の受給資格を得ることができます。その後、失業保険が振り込まれる預貯金口座の登録などを行い、この日の手続きは終了します。

この際、次のステップとなる雇用保険説明会の日程、そしてその次のステップである失業認定の日程が伝えられます。また以下の書類が渡されますので、雇用保険説明会で持参するようにしてください(地域によっては雇用保険説明会で渡される場合もあります)。

・失業保険のしおり
・雇用保険者受給資格者証
・失業認定資格者証

なお、これらの手続きを行えるのは住んでいる地域を管轄しているハローワークのみです。あらかじめ場所を確認しておきましょう。

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