事前に知っておきたい格安SIMのデメリット
安さの理由がデメリットの理由にも。
格安SIMの安さの理由の一つは「自社スタッフによる対人でのフォローが一切ない」点です。逆にそれがデメリットの理由にもなっています。
店舗がほとんどない
大手の場合、オンラインからの申し込みにも対応していますが店頭での契約が基本です。スマートフォンが使いたい時、実機の使用感や細かい機能についてチェックしたい時、実物に触れる営業店舗があるのは大手の強みです。楽天モバイルなど、営業店舗がある格安SIM業者もありますが都市部にわずかにある程度です。多くはオンライン手続きがメインで、対人接客をしてもらう事はできません。
初期設定や使い方については自分で調べる必要がある
大手の場合は店舗購入すればスタッフが初期設定を行ってくれるため、すぐに使う事ができますが格安SIMの場合オンラインでの申し込み後、宅配便などで送られたSIMカードを受け取って自分で設定する必要があります。詳細な手順書はありますが機械が苦手な人には辛いかもしれません。
本体故障時のトラブル対応は期待出来ない
大手の場合、本体の故障は窓口に持ち込めば代替機を貸し出してくれるなどの対応をしてもらえますし、実費がかかるとしても修理の受付はしてもらえます。格安SIMの場合、本体購入とセットで契約した際に端末保障に加入している場合を除いては格安SIM業者では修理対応はしていません。本体の修理は製造したメーカーか修理会社に問い合わせする必要があります。
キャリアメールが使えない。
ドコモなら@以降が@docomo.ne.jpとなっているメールアドレス(キャリアメール)がユーザー一人に一つ設定されていますが格安SIMにはありません。そのためGoogleのGmailなどのフリーメールを用意して設定する必要があります。
LINEのID検索が使えない
LINEの場合、格安SIMでは年齢認証ができないのでID検索機能が使えません。近くにいない人には自分のQRコード画面を開き、「メールで送信」をタップしてQRコードを送って相手に登録してもらう必要があります。
支払いがクレジットカードのみの所も
支払い方法がクレジットカード払いのみの所も多いので、クレジットカードは持ちたくない人は注意が必要です。