「栄養機能食品」についての基礎知識と商品例

栄養機能食品とは?

「栄養機能食品」とは、特定の栄養成分(ビタミン・ミネラル)の補給のために利用される食品のことで、栄養成分の機能を表示するものです。販売するためには、一日当たりの摂取目安量に含まれるそれぞれの栄養成分の量が、国によって定められた基準値(上限値と下限値)の範囲内にある必要があります。特定保健用食品のような個別の審査は不要で、基準を満たしていれば申請や届け出をすることなく表示可能です。

ただし、特定保健用食品と同様に「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」と記載することは必要です。また、「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください」という、栄養成分に関する注意喚起表示も表示しなければなりません。栄養機能食品の種類はサプリメントだけでなく、容器包装に入れられた一般消費者向けの加工食品や生鮮食品も含まれます。

栄養機能食品の商品例

キレートレモン カルシウム

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の「キレートレモン カルシウム」は、1日分のビタミンCや1日不足分のカルシウムが含まれたレモン飲料です。

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タフマン

株式会社ヤクルトの「タフマン」は、高麗人参の他にビタミンB6などが含まれるロングセラーの栄養ドリンクです。

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ネイチャーメイド マルチビタミン

大塚製薬株式会社の「ネイチャーメイド マルチビタミン」は、1粒で12種類のビタミンが摂取できるサプリメントです。

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